おぜクリ通信
お餅に代わるもの・・・
山本慶子
昨年の5月末より、リハビリ室でお仕事をさせて頂いております。山本慶子です。
久々の社会復帰で、未だに緊張の毎日ですが、皆さんが温かく見守り支えてくださるので、元気に楽しく働くことができています。
これからも笑顔をたやさず、頑張りますので、どうかよろしくお願い致します。
我が家は8人家族で、1男3女の4人の子ども達がおり、3年前より、主人の両親と一緒に暮らし始めました。
普段、義父母とは食事は別々なのですが、親戚が集まった時など特別な時は、一緒に食卓を囲みます。
お正月ももちろんそうで・・・
義父はとてもお餅が好きで、正月のお雑煮をよく楽しみにしていました。
しかし、5年前に倒れてから、体に麻痺が残り、嚥下障害もあるため、食事の制限ができてしまいました。
飲み込みがうまくいかず、むせやすいので、もちろんお餅もNG。
私達だけ食べるのは申し訳ないとの思いから、お餅に代わるものでお雑煮を作ることにしました。
はじめは、すいとん風に。小麦粉に水を加え生地を作り、のどに詰まらない程度の大きさにして煮ました。
これも悪くは無かったのですが、触感がお餅にはほど遠く・・・
次はネットで調べ、白玉粉と豆腐を使ってみることにしました。
白玉粉と豆腐を混ぜ合わせ、耳たぶぐらいの硬さで食べやすい大きさの団子を作り、中央をつぶして熱湯で茹でます。茹であがったものを、雑煮の汁に入れて煮たら完成。
これは絶品でした。
やわらかいながらも、もちもち感があり、口障りもよく、なんといってもヘルシー。
でも、義父はまだまだお餅に近いものをもとめているようで・・・
私の探究は、どうもこれからも続きそうです。