おぜクリ通信
よろしく、山田
衣里佳
です
よろしく、山田
衣里佳
です
本年度より毎週火曜日に勤務させて頂いております山田衣里佳です。よろしくお願い致します。自分は順天堂大学医学部の医局に所属しており、現在主に消化器疾患を中心に患者さんの診療にあたりながら勉強し知識を深めています。日々の診療の中で、最近特に思うことは、がん検診の大切さです。癌は早期であれば、手術やその他の治療で根治を望める病気ですが、進行してしまうと根治する可能性がかなり低くなってしまうからです。早期発見、早期治療が重要です。
今回は現在、厚生労働省から発表されているがん検診の種類や対象年齢について記載します。既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、再確認の意味で読んで頂ければと思います。
表を左右にスワイプしてご確認ください。
胃癌検診 | 問診+胃X線検査(バリウム)または 上部消化管内視鏡(胃カメラ) 対象年齢40~50才以上、2年に1回 |
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子宮頚癌検診 | 問診+視診+子宮頚部の細胞診、内診 対象年齢20才以上、2年に1回 |
肺癌検診 | 問診+胸部X線検査(胸のレントゲン)+喀痰細胞診 対象年齢40才以上、1年に1回 |
乳癌検診 | 問診+乳房X線検査(マンモグラフィー) 対象年齢40才以上、2年に1回 |
大腸癌検診 | 問診+便潜血 対象年齢40才以上、1年に1回 |
以上を参考に、是非検診をご検討ください。
もちろん、上記の年齢に達していなくとも最近何かしらの症状が続いている方や、体重の減少が著しい方は是非一度ご相談ください。