おぜクリ通信

季節について

柔道整復師 鍼灸師 輿水靖近

皆さんは季節の変わり目をどのように感じているでしょうか?
「暖かくなってきた」「涼しくなってきた」「日が伸びた、短くなった」「雨が多い」や、なかには「体が痛くなってきた」「調子がすぐれない」等で感じておられる方もいらっしゃることと思います。
私は鍼灸の勉強で出てきた二十四節気(にじゅうしせっき)を気にしながら、そろそろ夏かななんて感じたりしています。(これを書いている日は立夏で明日は29度になるとの天気予報です)
鍼灸では季節によって体が変化しているという考え方があり、その季節によって体が変化しないと病の状態と考えます。植物でも春になれば芽が出て秋になれば葉が落ちるのと同じようなものです。
そこで今回は二十四節気についてのお話しです。

二十四節気とは月に二度ある気侯の変化を知るものです。地域によってもちろん差はありますが、おおよそあっているような気がします。

一月

小寒:冬も本格的になり、強い北風に雪が吹き荒れるころ。

大寒:雪よりも寒さの厳しい時期。

二月

立春:冬の盛りだが、春の気が立つとき。

雨水:雪より雨が多くなり、氷が解けて水に変わるころ。

三月

啓蟄(けいちつ):冬ごもりの虫が春の暖かさを威じ穴から出るころ。

春分:昼夜の時間が同じになる。この日から昼が夜より長くなっていく。

四月

清明:温暖になり草木が萌え出でるころ。

毅雨(こくう):春雨が多くなり、植物が成長する時期。

五月

立夏:野山は新緑に覆われて、夏の気が立つとき。

小満:野山の緑は実をつけ始めるころ。

六月

芒種(ぼうしゅ):田植えの時期、芒(のぎ)のある毅物(イネ科)の種をまくとき。

夏至:一年で一番昼が長いとき。

七月

小暑:暑さが次第に増してくる時期。

大暑:梅雨も明け本格的な夏の暑さ到来。

八月

立秋:残暑の厳しい時ですが、暦の上では秋に入る。

処暑(しょしょ):暑さも収まり収穫期が近づく。

九月

白露(はくろ):秋の気も強まり、野草に露が宿って白く見える時期。

秋分:秋の彼岸の中日、昼と夜の長さが同じ。

十月

寒露(かんろ):秋も深まり、野草の露が霜に変わり肌寒さを感じるころ。

霜降(そうこう):秋の終わりの近づき、時折降りる霜が冬の近づきを知らせる。

十一月

立冬:日差しも弱まり、北国では雪の便りが届くころ。冬の始まり。

小雪:寒い北風が吹き始め日によっては雪の降ることも。

十二月

大雪:山などは雪に覆われてくる。

冬至:一年で昼が一番短くなる。

ちなみに土用とは夏のウナギを食べる日だけのことだけではなく四季(立春、立夏、立秋、立冬)の終わり18~19日問のことをいいます。

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